イベント報告:新エネルギー施設見学会

平成29年10月31日(火)、コープデリ連合会エコセンターと、株式会社藤島建設「Fit in Plaza」、併設モデルハウス「堆のすみ家」を巡る新エネルギー施設見学会を開催し、市民22名の参加を得ました。


午前中は、店舗やコープデリ宅配ルートで回収したペットボトル・紙パック・アルミ缶などの資源の減容を行っているコープデリ連合会エコセンターを見学しました。初めに施設の担当者からコープの環境への取組や、コープネットグループにおけるリサイクルシステム等についてご説明いただきました。納品便を利用して資源を回収してCO2排出量削減を図るなど、コープならではの仕組みを詳しく教えていただきました。


その後は、施設内で実際に減容を行っている現場を見学しました。回収されたペットボトルやアルミ缶等は驚くほど綺麗で臭いも無いことに驚きました。担当者によると、宅配ルートで対面による回収を行っているため、リサイクルへの意識も高いとのことでした。


午後は、木材の産地情報や埼玉の地盤、家の組み立て方といった基本的な情報を見て触って学ぶ体験型施設、株式会社藤島建設「住まいの情報体験館Fit in Plaza」と同一敷地内にあるモデルハウス「堆のすみ家」を見学しました。


初めに施設の概要や会社の環境への取組等についてご説明いただいた後、3班に分かれて施設内の見学を行いました。
藤島建設の代名詞でもある地中熱を利用したモデルハウス「堆のすみ家」では、空調が1台しか稼動していないにも関わらず広い住宅内は暖かく、高断熱・高気密の実際を体験することが出来ました。またFit in Plazaでは、住宅の部材や工法について見て触って体験したり、模型を使って地盤の違いを体験したりと、窓の断熱性能について体感したりと盛りだくさんの内容をご案内いただきました。


今回参加された方からは、「ごみへの配慮をもう一度考え直します。」や「日本の建築への信頼が増した。」といった感想をいただき、大変有意義な見学会となりました。