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さいたま市東部環境センター スマート水素ステーション

〜簡便で (Simple)、小さな (Small)、持続可能(Sustainable)な水素ステーション〜
燃料電池自動車 FCXクラリティ

日常で使用している車は走る時にたくさんの二酸化炭素を排出します。地球温暖化の原因である二酸化炭素の削減のために水素を燃料とする車(燃料電池自動車)が注目されています。燃料電池自動車は水素と酸素を化学反応させて電気をつくり、つくりだした電気でモーターを回転させることで走る車です。走った後は水しか排出しないためとても環境に優しく1回の充填で約600kmの走行が可能です。

車は燃料であるガソリンを補充するためガソリンスタンドに行きますが、燃料電池自動車が水素を補充するためにあるのが水素ステーションです。

東部環境センターにあるスマート水素ステーションはコンプレッサーが不要な高圧水電解システムを採用し、高圧水素タンクから充填ノズルまでの主要構成部位を世界で初めてパッケージ型に収納したとてもコンパクトな水素ステーションとなります。

通常の水素ステーションは個々にある構成部位を設置するために約20m×10mの設置面積が必要となりますが、スマート水素ステーションはW3200×D2438×H2438mmとなり、大変コンパクトなことが分かります。

スマート水素ステーションから水素を充填している様子です。

水素を充填するには資格が必要ですが、ガソリンの給油方法と同様に充填口にノズルを差し込むことで充填が可能となります。

約3、4分で車への充填ができます。

スマート水素ステーションを囲むように黄色い鋲があります。

これは水素を充填している時に、水素ステーションから一定の距離内では火気の使用を禁止するためのものです。

スマート水素ステーションでは水素を漏らさない、引火させないよう設計されており 万全の安全対策がなされています。

水素ステーションでの水素を製造する際に使用する電気は、東部環境センターでのごみ焼却の余熱を利用した廃棄物発電により賄われています。焼却によって生じた熱エネルギーを有効に利用するとともに災害時にも利用可能な有効なエネルギーとして利用が期待されています。

燃料電池自動車で発電した直流の電気を、トランクに積んだ外部給電器で交流の電気に変換し、コンセントを差すと懐中電灯が光っているのが分かります。

ごみの余熱を利用してできた電気は水素として貯えておき、災害時には電源として利用が可能となります。

施設詳細

施設名 さいたま市東部環境センター
所在地 さいたま市見沼区大字膝子626番地1
さいたま市環境キャラクター さいちゃん
さいたま市環境キャラクター
さいちゃん

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